<< SCSブログを表示

SCSがイノベーションで業界をリードし続けてきた50年を祝う

12月 13, 2021

SCSは創立50周年を迎えました。

パリレンを最初に開発した会社の後継企業であるSCSは、パリレンの商業的成功を成し遂げ、コンフォーマルコーティング業界でイノベーションとリーダーシップの伝統を確立してきました。

  • 1971年、Union Carbide Corporation(UCC)からパリレンコーティングの技術ライセンスを取得したNova Tran Corporationが、ウィスコンシン州クリアレークで設立されました。
  • 1984年、パリレンの販売を拡大したNova Tranを、UCCが買収しました。
  • 1991年、UCCが数社を合併し、スペシャルティ・コーティング・システムズ(SCS)を設立しました。
  • 2001年、SCSはインディアナポリスにある2つの拠点を統合し、これが現在の本社となっています。また1年後、機器製品ラインの製造をジョージア州アルファレッタからインディアナポリスへ移転しました。
  • 2010年、SCSは欧州本土初のコーティングセンターをチェコ共和国に開設しました。
  • 2016年、KISCO LTDがスペシャルティ・コーティング・システムズを買収しました。両社ともパリレン業界の有名ブランドであり、統合したパリレン事業はKISCOグループのスペシャルティ・コーティング・システムズとして世界的にビジネスを展開しています。
  • 2021年3月、SCSはDiamond MTを買収し、同社のパリレンおよび液体コーティングのサービスが併合されました。
  • 11月にSCSは、パリレンと多層コーティングのプロバイダーであるスイスのComelec SAの買収を発表しました。Diamond MTとComelecの業務を併合したことにより、SCSは今や、フルレンジのコーティングソリューションを提供しています。

過去50年にわたり、SCSは重要なイノベーターとして、ハロゲンフリーのParyFree®コンフォーマルコーティングや、厳しい環境に耐える用途向けのパリレンHT®、密着技術のAdPro®ファミリーなど、新たな製品やテクノロジーを開発してきました。SCSは世界中で、医療機器、エレクトロニクス、交通、航空宇宙・防衛などの分野にわたる何千社ものお客様に、業界トップクラスのコーティングサービスを提供しています。

SCS社長兼CEOのTim Benderのコメント:「SCSはこの50年間にわたって目覚ましい成長を遂げ、事業を世界的に拡大し、製品をお届けしてきました。この記念すべき50周年は、高品質の製品とサービスを世界中のお客様にお届けするという当社社員の取組みの証です。イノベーションとリーダーシップの伝統の上に構築されたSCSは、『お客様の技術革新と成功をお手伝いすることによって、世界中で信頼されるコーティングパートナーとなること』という当社のビジョンにフォーカスを置き、これからも成長を続けて参ります」。

現在、SCSは世界中に21か所(南北アメリカ9か所、アジア7か所、ヨーロッパ5か所)の最先端コーティング施設を擁しています。

SCSについての詳細は、scscoatings.comをご覧ください。

Global Coverage第90号、2021年秋


MORE FROM THIS ISSUE: