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SCS、コンフォーマルコーティングプロセス管理用の新しいコンベアシステムを発表
SCSが、新しいコンベアシステムPrecisionAdvanceを発表しました。このコンベアシステムは、卓越した製品ハンドリングと、コンフォーマルコーティングプロセスに伴う効率的な工程統合を提供します。PrecisionAdvanceコンベアは、SCS PrecisionCoatおよびPrecisionCureシステムと完全に統合して包括的なソリューションを提供することができ、ライン管理を可能にし、製造工程全体を通してプリント回路基板の移動を自動化・合理化します。
ピンタイプのエッジハンドリングコンベアは、4種類の構成があり、コーティングと組み立ての作業全体を通して、基板検査、ラインフロー、乗り継ぎを制御するように設計されています。SCSは現在、モジュラーコンポーネントを提供しており、製造ニーズに合わせて組み立てることで、コンベア、コーティング、硬化システムのカスタムラインを作成することができます。固定バーコードリーダーを使用するプロセスでは、ラインロードコンベアに載せた基盤をスキャンしてから、PrecisionCoatに移動します。アクリル溶剤ベースの材料を基板に塗布する場合は、検査コンベアのラン/ストップ/リリース機能を利用して、必要なコーティングのフラッシュオフ時間を確保し、溶剤を蒸発させて検査を行ってから、PrecisionCureオーブンでの硬化を行うことができます。
さらに、PrecisionAdvanceには、具体的なプロセスのニーズに合わせて追加できるオプション機能がいくつか用意されています。例えば、検査コンベアには、基板図面を表示するのに最適な図面イーゼルを構成することができます。オペレーターはエンクロージャーフードと組み合わせてオーバーヘッドブラックライトを利用し、周囲の光を最小限に抑えながら、コーティングされた基板を手作業で検査することができます。その他のオプションとしては、基板のタッチアップに関連するアイテムを収納できる折りたたみ式の棚や、収納キャビネットなどがあります。
構成
- ラインロードコンベア
- パススルーコンベア
- 検査コンベア
- 集積コンベア/バッファ
オプション
- リバース操作
- 自動幅調整
- 収納キャビネット
- プリントイーゼル
- 折りたたみ式の棚
- コンベアチェーン(3/8″または3/16″ピン構成)
- エンクロージャーフード(オーバーヘッドブラックライト付き)
SCS PrecisionAdvanceやSCSシステムの全製品の詳細については、SCSまでオンラインで、または+1.317.244.1200にお電話でお問い合わせください。