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信頼性を高めるためのパリレン利用に関するSCSウェビナー

9月 19, 2017

2017年9月19日 (インディアナ州インディアナポリス) - スペシャルティ・コーティング・システムズ (SCS) は、2017年10月3日 (火) 2 p.m.(米国東部時間) にウェビナーを開催します。「信頼性を高めるための先進コンフォーマルコーティングとしてのパリレン利用 (The Use of Parylene as an Advanced Conformal Coating for Increased Reliability)」と題するこのウェビナーは、SCSの医療市場マネージャーDick Molinと、テクノロジー担当バイスプレジデントRakesh Kumar, Ph.D.が講師を務めます。ウェビナーの登録はscswebinars.comで受け付けています。

性能と信頼性に対する需要の高まりにより、苛酷な環境に対する保護を提供するコンフォーマルコーティングがしばしば求められるようになっています。これは特にダイナミックな電子機器の世界に当てはまります。電子機器では部品の小型化がどんどん進むことにより複雑さが増大し、これが設計・製造エンジニアたちにとって新たな課題を生み出しているのです。機器・部品メーカーはしばしば、製品の特性を保護・強化する特徴を備えたコンフォーマルコーティングを利用することで、大きな競争力につなげるよう試みています。これには例えば、電気的特性やバリア特性、ドライフィルム潤滑性、生体適合性などが挙げられます。

このウェビナーは、パリレンコーティングの使用について、および、エレクトロニクスや自動車、防衛、航空宇宙、医療機器テクノロジーなどの数多くの市場にわたっていかに差別化に貢献できるかについて、学ぶ機会を提供するものです。通常、オングストローム単位から数十ミクロンの範囲の厚さで適用されるパリレンは、極薄で透明、非反応性の完全にコンフォーマルなコーティングを提供することにより、各分野固有の課題に対応します。パリレンコンフォーマルコーティングによりメリットが得られる用途の例としては、回路カードアセンブリ、LED、ダウンホールエレクトロニクス、センサ、lab-on-a-chip (LOC) デバイス、ペースメーカー、電気外科用ツール、神経刺激装置やステントなど、数多くのものがあります。

また、パリレンにとって長年の課題だった基材 (特に高度に研磨された金属表面やポリマー基材) に対する接着技術での、最近の技術進歩についても検討します。このウェビナーでは最後に、パリレンがそのユニークな材料特性により先進マイクロテクノロジー分野で主要材料として組み込まれつつあることについて、お話しします。

材料と用途の進歩に伴って、パリレンコーティングは、革新技術の信頼性を強化する役割を果たすものとしてますます広く使用されるようになっています。

Dr. Kumarは、SCSの研究開発グループを率い、世界中のパリレン研究開発活動を管理しています。SCSの前は、United Panel, Inc.、Lucent Technologies、OptronX, Inc.で研究・管理のポジションを歴任しました。ポリマー材料の開発と、その医療・エレクトロニクス・半導体分野での応用について、25年以上にわたる豊富な経験を有しています。

Molinは、SCSの医療市場展開の拡大と、パリレンコンフォーマルコーティングの新たな医療応用を専門としています。製品・プロセス開発に25年以上にわたる経験を有しており、そのうち15年間はSCSで、パリレン技術の先進材料・プロセスに携わってきました。Molinはアリゾナ大学で材料工学専攻で学士号、フェニックス大学で技術管理学専攻で経営修士号を取得しています。

詳しくはSCS (+1.317.244.1200) までお電話で、またはwww.scscoatings.comをご覧ください。

スペシャルティ・コーティング・システムズ (SCS) について

インディアナ州インディアナポリスに本社を置くSCSは、パリレンコンフォーマルコーティングのサービス・技術の世界的リーダーです。パリレンを最初に開発した会社の後継企業であるSCSは、45年にわたる実績と専門知識を有し、南北アメリカ、ヨーロッパ、アジア全域にわたるコーティング施設拠点を通じてお客さまに貢献しています。同社ではまた、スプレーコーティングやスピンコート、ディップコーティングシステムなどの業界トップの液体コーティングシステム、およびイオン汚染試験システムも提供しています。SCSについての詳細は、www.scscoatings.comをご覧ください。