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KISCO株式会社がスペシャルティ・コーティング・システムズの買収を発表

1月 7, 2016

2016年1月7日 (インディアナ州インディアナポリス) – 高品質材料・製品・サービスの国際的サプライヤーであるKISCO株式会社は本日、パリレンコーティングサービス・技術の世界的リーダーであるスペシャルティ・コーティング・システムズ (SCS、Specialty Coating Systems, Inc.) の買収を発表しました。KISCOは材料科学・開発に強みをもつ企業として18年以上にわたりパリレン市場で事業を展開しており、またSCSはパリレンを世に送り出した元祖企業であり、パリレンの世界市場に展開するリーダーとして、両社とも知名度の高いブランドとなっています。

今後、このパリレン合併企業は、KISCOグループの一員であるSpecialty Coating Systemsとしてグローバルに事業を展開し、これまで63年間にわたり蓄積されたパリレンの経験と実績という財産を基盤として、さらに発展して参ります。この買収によって同社は、世界中に強力な製造能力と卓越した研究開発能力、応用実績を備えた業界リーダーとしての地位を確固たるものにすることになり、業界内の大きなマイルストーンとなります。

KISCO Ltd.の岸本剛一社長は声明として次のように述べています:「スペシャルティ・コーティング・システムズをKISCOファミリーにお迎えすることになり、嬉しく思います。KISCOとSCSの経営陣は、南北アメリカ、ヨーロッパ、アジアの全域にわたって各地に広がる合計21の拠点を通してお客さまに高品質のパリレンサービス・技術をお届けしていくことで、引き続き業界内での強いリーダーシップを発揮する地位を維持して参ります。また、新しい最先端の材料やプロセス、技術を開発・販売していくことによりこの市場をさらに成長させていくことに取り組んで参ります。これは、当社の優秀なエンジニアリングチームの統合によって実現していくでしょう」。

SCSのTerry Bush社長兼CEOは次のように付け加えます:「これは当社にとって、またお客さまにとって、非常に喜ばしいことです。スペシャルティ・コーティング・システムズがこれまで社の長い歴史にわたってこの市場で達成してきた実績を、誇りに思っています。この両社の統合によって、今後お客さまにさらにより良い製品とサービスをお届けする企業が築かれることになります。SCSとKISCOは引き続き、最高レベルの品質の製品とカスタマーサービスをお届けするよう努めて参ります。お客さまの技術革新をお手伝いするためのリソースや拠点、コーティングのオプションが増えることは、非常に嬉しいことです」。

パリレンコンフォーマルコーティングおよびSCSとKISCOに関する詳細は、SCScoatings.comをご覧ください。

KISCO株式会社について
1921年の創業以来、KISCOは常に材料科学とポリマー材料の最前線にあり、合成樹脂、化学製品、エレクトロニクス材料、包装材料、diXパリレンコーティングの5つの分野にわたって、お客さまに革新的なソリューションを提供しています。KISCOは本社を大阪市に置き、世界各地に商社、開発、製造、加工処理拠点を擁しています。KISCO株式会社についての詳細は、www.kisco-net.comをご覧ください。

スペシャルティ・コーティング・システムズ (SCS) について
インディアナ州インディアナポリスに本社を置くSCSは、パリレンコンフォーマルコーティングのサービス・技術の世界的リーダーです。パリレンを最初に開発した会社の後継企業であるSCSは、45年にわたる実績と専門知識を有し、南北アメリカ、ヨーロッパ、アジア全域にわたるコーティング施設拠点を通じてお客さまに貢献しています。同社ではまた、スプレーコーティングやスピンコート、ディップコーティングシステムなどの業界トップの液体コーティングシステム、およびイオン汚染試験システムも提供しています。SCSについての詳細は、www.scscoatings.comをご覧ください。