SCSの歴史
SCSの歴史
スペシャルティ・コーティング・システムズのルーツは、1970年代、Union Carbide Corporation (UCC) の研究者 William F. Gorham の功績によりパリレンコンフォーマルコーティングが世界で初めて商品化された時にまで遡ります。 この発明以来 40 年以上にわたって、私どもはコーティングとアプリケーションの専門技術革新を追求してきました。謂わばこの歴史は当社の誇りと言っても過言ではありません。
1971 年 ― Nova Tran Corporationがウィスコンシン州クリアレーク市に設立。 Nova Tran は UCC から ライセンスを受け、世界初のパリレンサービスプロバイダとなる。
1984 年 ― UCCがNova Tran Corp.を買収。1991 年、Nova Tran が Integrated Technologies, Inc.、PHOTOCURE Systems、UCC Coatings Materials と合併し、新会社スペシャルティ・コーティング・システムズ (SCS) となる。 Union Carbide は、パリレンの開発に関するオリジナル・インフォメーションおよび特許のすべてを SCS に移行。
1994 年 ― Cookson Electronics が Union Carbide から SCS を買収。
2005 年 ― Bunker Hill Capital L.P. が、SCS を独立した民間企業とするため、SCS を Cookson Electronics から買収。
2008 年 – 民間の長期投資管理会社 Berwind Corporation が SCS を買収。
2016 年 – 高品質材料・製品・サービスの国際的サプライヤーであるKISCO株式会社が、スペシャルティ・コーティング・システムズを買収。パリレン業界で著名な2つのブランドが統合されたことで、この合併パリレン企業は、KISCOグループの一員であるSpecialty Coating Systemsとしてグローバルに事業を展開し、これまで63年間にわたり蓄積されたパリレンの経験と実績という財産を基盤として邁進している。
2021年3月 – SCSがDiamond-MT, Inc. (本社ペンシルバニア州ジョンズタウン) を買収。DMTの20年間にわたるパリレンおよび液体コーティングの経験をSCSポートフォリオに付け加えました。
2021年10月 – SCSが、ヨーロッパのコーティング市場のリーダーであるComelec SA (スイス) を買収。Comelecは、ALDコーティング技術をはじめ、40年以上に及ぶパリレンコーティングの経験をSCSにもたらしました。
現在の SCS ポートフォリオ:
- パリレンコーティングサービス
- パリレン蒸着装置
- パリレンダイマー
- スプレーコート装置
- スピンコート装置
- ディップコート装置
- イオン濃度測定装置
SCS装置関連の詳細は、scsequip.comをご参照下さい。