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SCS、新型G4スピンコーターを発表、6800シリーズを改良設計機能でアップグレード
2025年7月21日 (インディアナ州インディアナポリス) – スペシャルティ・コーティング・システムズ (SCS) は、研究開発および小規模生産環境向けに制御性、接続性、操作性を強化した次世代型G4スピンコーターを発売します。さらに、6800シリーズスピンコーターの新しい設計改良も発表しました。これは、耐久性に優れたユーザー重視の装置というSCSの評判をさらに高めるものとなっています。

G4スピンコーターは、G3モデルの成功に基づき、オペレーターの操作性とシステム性能の両方を向上させるために設計された、いくつかの重要なアップグレードを導入しています。最も大きい機能強化のひとつは、タッチスクリーンインターフェースの追加です。これは直感的なナビゲーションを提供し、本体から取り外してドラフトチャンバーやグローブボックス内での使用をサポートします。さらに、ユーティリティパネルが新たに配置されたことで、接続へのアクセスが容易になり、セットアップやラボ環境での互換性が向上しています。
G4シリーズのオプション機能として、Bluetooth® 通信を含むソフトウェア制御があります。強化されたソフトウェアによって、システム診断の監視、コーティングプロファイルの管理、設定の調整を、ワイヤレスで行うシンプルな手段が提供されています。G4は、各20ステップのプログラムを30個まで保存でき、スピン速度、加速度、プロセスの再現性を正確に制御しながら、フォトレジストやドーパント、ポリイミドや有機金属まで、幅広いアプリケーションのニーズをサポートします。

SCS 6800スピンコーターは、新たに設計されたリッドシステムを搭載してアップデートされ、信頼性とエルゴノミクスが向上しています。蝶番式の新しいPVCプラスチック製蓋は、ハンドルが一体化されており、毎日の操作のアクセス性が改善され、耐久性も向上しています。従来の機械式蓋スイッチに代わり、最新のセンサーを採用したことで、動作がスムーズになり、経年による摩耗も低減されます。これらのアップデートによって、システムの完全性が維持されると同時に、高性能と使いやすさが不可欠な学術・産業研究ラボでの価値を強化するものとなっています。
SCS装置業務部門ディレクターRodney Millerのコメント:「新しいG4シリーズも改良版6800シリーズも、SCSが実世界での機能性と長期的な信頼性を重視し続けていることを反映したものです。私たちはユーザーと緊密に協力し、SCSシステムが誇る精度と一貫性を確保しながら、インターフェース、アクセス、コントロールといった最も重要な点を改良しました」。
SCS G4および6800スピンコーターは、SCSおよびSCSの正規代理店を通じてご注文いただけます。これらのシステムについての詳細、およびSCSのコーティング技術の全ラインナップについては、SCS (scscoatings.com/contact) までお問い合わせください。
スペシャルティ・コーティング・システムズについて
スペシャルティ・コーティング・システムズ (SCS、本社インディアナ州インディアナポリス) は、スプレーコーティングやスピンコート、ディップコーティングシステムなどの業界トップの液体コーティングシステム、熱・UV硬化システム、およびイオン汚染試験システムを提供しています。SCSは、コンフォーマルコーティングのサービス、システム、材料の世界的リーダーであり、医療機器、エレクトロニクス、輸送機器、防衛業界の各分野で、50年以上にわたる適用経験と専門知識を有しています。南北アメリカ、ヨーロッパ、アジアにわたって拠点を展開するSCSは、ワールドワイドなリソース強化をはかり、グローバルにお客様のニーズにお応えしています。SCSおよび同社の業界トップの製品ラインについての詳細は、scsequip.comをご覧ください。