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SCSがComelec SAを買収

12月 7, 2021

2021年11月17日 (インディアナ州インディアナポリス) – パリレンコンフォーマルコーティングサービス・技術の世界的リーダーであるスペシャルティ・コーティング・システムズ (SCS) は本日、パリレンおよび原子層堆積 (ALD)、多層コーティングサービスのプロバイダーであるスイスのComelec SA社の買収を発表しました。 

本社をスイスのラ・ショー=ド=フォン市に置くComelec社は、1979年にZutterファミリーにより設立され、SCS同様、Union Carbide社から最初のパリレン技術ライセンスを供与された企業の1つです。過去40年にわたってComelec社は、パリレン系コーティングで専門技術を開発し、欧州市場において事業を展開しており、現在、コーティングサービス、機器、原材料などの幅広いソリューションをお客様に提供しています。

今後数か月間かけてComelec社はSCS業務に完全統合され、世界で21か所目、欧州で5か所目のSCSコーティング施設となります。SCSとComelecのチームは、これまでに築き上げた強力なお客様との絆を受け継ぐだけでなく、両社のリソースの組み合わせにより、組織全体の製品ポートフォリオをいっそう拡大していきます。両社合わせて90年以上にわたるパリレンコーティングと機器製造の豊富な経験に加え、パリレンの種類を追加し、ALDテクノロジーと多層コーティングもお客様にご利用いただけるようになります。

SCS社長兼CEO Tim Benderのコメント:「Comelec社のオーナーであるWilfred Zutter氏から昨年アプローチがあり、SCSはたいへん嬉しく思いました。Zutter氏は、顧客と従業員が今後栄えるために信頼できるパートナー、しかも地域の長期的な成長を促進するため追加投資ができるようなパートナーを探していました。Comelec社は欧州市場で豊富な実績を有し、高品質の製品とサービスをお客様に提供することに誇りを持っています。Comelec社の事業をSCSファミリーに加えることになり、とても喜んでいます。Comelec社の従業員の長年にわたる豊富な経験と、同社の有するALDや多層コーティングなどの新しい革新的なコーティングテクノロジーへの取り組みは、SCSの事業にぴったりとフィットするでしょう。


パリレンおよび多層コンフォーマルコーティングについての詳細や、コンフォーマルコーティングによる保護によってお客様の製品にどのようなメリットが得られるかについての詳細は、scscoatings.comをご覧ください。

スペシャルティ・コーティング・システムズ (SCS) について

インディアナ州インディアナポリスに本社を置くSCSは、パリレンコンフォーマルコーティングのサービス・技術の世界的リーダーです。  パリレンを最初に開発した会社の後継企業であるSCSは、50年にわたる実績と専門知識を有し、南北アメリカ、ヨーロッパ、アジア全域にわたるコーティング施設拠点を通じてお客さまに貢献しています。同社ではまた、スプレーコーティングやスピンコート、ディップコーティングシステムなどの業界トップの液体コーティングシステム、およびイオン汚染試験システムも提供しています。  SCSについての詳細は、www.scscoatings.comをご覧ください。